雨の日が増えて、部屋干しが続いたときに気になるのがタオルのカビです。
タオルのカビは知らない人もいますが、意外と簡単に発生してしまうのが特徴です。
例えば、お出かけ中にタオルを濡らして、ビニール袋に入れて持ち帰ったのに、そのまま数日洗い忘れてしまった時に、タオルにピンクの柄や黒い点々が出来ていることはありませんか。
これがカビです。
保育園や幼稚園に通っている子のタオルにもよく発生してしまうので、子育て中のママには気になる存在ではないでしょうか。
タオルがカビてしまっても諦めないでください!
退治する方法はありますよ。
今回は、タオルがカビる原因や、退治方法、予防方法をご紹介していきます。
タオルがカビる原因
まずタオルがカビる原因です。
タオルがカビる原因は大きく分けて2つあります。
まず1つはタオルを濡れた状態のままにしておくことです。
カビは高温多湿な場所を好みます。
特に梅雨から夏の間は、濡れたタオルは外気によって温められて、カビの発生する絶好の状態になりやすいものです。
もう一つは洗濯槽の汚れです。
毎日しっかり洗濯して乾燥させているのに、タオルがカビてしまったという人は、洗濯槽を確認してみてください。
洗濯槽にはカビ菌が潜んでいることが多く、その洗濯機で洗濯をするとカビ菌が衣類に付着してカビの原因になります。
洗濯槽の掃除が重要になります。
タオルのカビの退治方法
タオルにカビが生えてしまったら、もう捨てるしかないと諦めてしまう人も多いのですが、退治方法があるのでぜひ実践してみてください。
まずは塩素系漂白剤を使った退治方法です。
バケツにタオルが浸るほどのお湯を用意します。
お湯の温度は40℃~50℃がおすすめです。
お湯の量に対して、規定量の漂白剤を入れて、カビの生えたタオルをしっかり浸します。
この時、素手では危険なので厚手のゴム手袋などを使いましょう。
そのまま1~2時間つけ置きしたら、タオルを引き上げていつも通り洗濯します。
漂白剤は液体よりも粉末タイプの方が濃度が濃いので、しっかりカビを退治したいときには粉末がおすすめです。
ただし、長時間放置するとタオルが傷んでしまったり、色や柄が落ちてしまう可能性があるので注意しましょう。
つけ置きでも残ってしまったカビは、煮洗いしてみましょう。
タオルが入る大きめの鍋に塩素系漂白剤と洗濯洗剤を入れて沸騰させます。
鍋はアルミ鍋だと化学反応を起こしてしまうので、アルミ以外のものにしてください。
沸騰したらカビを取りたいタオルを入れて、3~5分煮ます。
火をとめたらそのまま冷めるまで放っておきます。
たまに菜箸などでかき混ぜましょう。
冷めたらゴム手袋をはめてタオルを取り出し、ぬるま湯ですすぎます。
水が透明になるまでしっかりすすぎましょう。
カビ取りをしたタオルは、天日干しでしっかり乾燥させると、細菌の繁殖をおさえてくれます。
タオルのカビの予防方法
カビが生えてしまうと、退治するのに手間がかかりますよね。
普段からカビが生えないように予防しておくことが大切です。
タオルのカビの予防としては
・湿らせたまま放置しない
・定期的に洗濯槽を掃除する
タオルがカビる原因は大きく分けて2つあると前途しましたが、この原因を取り除くことが重要です。
タオルを洗濯する時には、濡れたまま放置せずにすぐに干しましょう。
出先でタオルを濡らした場合には、軽く乾燥せたり、帰宅したらすぐに洗うようにしましょう。
洗濯槽は、専用のクリーナーなども販売されています。
定期的に掃除することで、カビ予防だけでなく、臭いの予防にもなります。
まとめ
タオルにカビが生える原因がわかると、その予防もしやすくなります。
カビの生える原因はタオルだけでなく、他の洗濯物にも当てはまります。
特に梅雨から夏にかけては、カビも生えやすい季節です。
部屋干しも増えてくるので、洗濯槽の掃除をしっかりして、カビや臭いの対策をしていきましょう。